お食事会・ご披露宴について
お食事会・ご披露宴について
摩尼殿内陣での荘厳な仏前式の後は、国指定重要文化財の塔頭寺院「壽量院」にてミシュラン一つ星にも選ばれている精進料理をお楽しみ下さい。定員は新郎新婦様を含む30名です。

 


国指定重要文化財の塔頭寺院
国指定重要文化財の塔頭寺院
現在の建物は江戸中期の建物で蔀戸(しとみど)や中門などの寝殿造りの古い形式を備え、内部は床や違い棚のついた書院造りになっています。承安四年(1174)には後白河法皇がここに七日間宿泊された事もある山内で最も格式の高い塔頭です。

 
 


幻の漆器「書写塗り」
幻の漆器「書写塗り」
書写塗りは、黒漆の下塗りに赤漆を上塗りしているのが特徴。1585年豊臣秀吉の和歌山県根来寺焼き討ちの際、漆職人の一部が書写山に逃れて播州書写塗を完成させたと伝えられています。江戸時代には根来塗りと並び称されるほど有名でしたがいつしか途絶え、幻の漆器と言われていました。ところが昭和60年に塔頭の蔵から発見されました。結婚式では当時実際に使われていた器で提供しています。

 
 


ミシュラン一つ星の精進料理
ミシュラン一つ星の精進料理
ここ壽量院では代々寺で行われてきた行事や料理の献立が書かれた書寫山年中行事記をもとに精進料理を作り、当時の書写塗りとともにお客様に提供しています。この料理はもともと法華経の講義を行う歓学会という修行の間で出されていた精進本膳料理です。結婚式のお食事会ではそれらをもとに婚礼特別膳としてご用意させていただいています。さらに2016年にはミシュランガイド兵庫版で一つ星をいただきました。圓教寺の結婚式では、そんな最高の料理でおもてなしをいたします。

 
 


アットホームなお食事会
アットホームなお食事会
壽量院でのお食事会の素晴らしいところ・・・、それはお2人とお客様の距離感。お越しいただいたひとりひとりのゲストにゆっくりとお2人らしく感謝の想いを伝える時間を最も大切に考えています。余興を考える必要は全くありません。建物と料理と風情、そしてお2人の感謝の想いが最大のおもてなしであると思います。まさに日本人らしいご披露宴を感じてください。

 
 


縁側でお抹茶とようかん
縁側でお抹茶とようかん
壽量院でのお食事会の結びは専門式場のデザートビュッフェのような時間をお作りしています。席順は関係なく皆さん全員縁側にてお抹茶とようかんを庭園を眺めながら愉しんでいただきます。風情あふれるその世界観を感じながら、おもいおもいの時間をお過ごしください。

 
 


感謝のご挨拶
感謝のご挨拶
お抹茶とようかんをお召し上がりいただいたら、新郎新婦お2人からの感謝の挨拶、ご両親への記念品の贈呈、そしてご両家のご挨拶へと進みます。ここには司会者もBGMの音響設備も何もありません。”みーんみーん”というセミの鳴声の中、花嫁様のお手紙を聞いていると、色んなものをそぎ落とした結婚式の本質を感じます。それが日本の風情なのかもしれません。

 
 


おひらき
おひらき
ご挨拶の結びは、景気良く一丁締めでくくります。そして退場です。

 
 


 

お食事会のイメージフォトです
お食事会のイメージフォトです